河川の流域近くは伏流水が流れているため、地下水位がかなり高い位置にあります。そしてこの地下水を熱源に使うというアイデアがあります。
深さ10mを超えると、ほぼ地中の温度は一定になり、四日市では17度前後と言われています。
夏に17度の風が吹けば、心地良い事この上なし。冬でも、補助暖房を入れる前の温度が17度ならば、ほんの僅かなエネルギーで快適な温度になります。
冷暖房設備の中の最も地球に負担をかける熱交換を自然に任そうと言う発想です。凄いと思いませんか?
しかし、ローコストな地中熱冷暖房の普及は、電力・ガス・石油などのエネルギー産業、電器メーカーなどにとって、不都合な真実なのでしょうか?